頭の上の蝿を追え

しがない某京大生が日常を綴る

のりくらいむ 1日目

「のりくらいむ」。

スポーツバイクに乗ったことのない人からすれば、聞き慣れない言葉だと思う。これは「乗鞍岳」と「ヒルクライム」を掛け合わせた言葉である。意味はそのままである。乗鞍岳を自転車で登る。

今回はサークル活動で訪れたノリクライムを紹介していこうと思う。

京都から乗鞍岳までは少し遠いので2日にわけて乗鞍岳まで向かった。1日目は乗鞍スカイラインの麓にある上高地に訪れた。

上高地は高原リゾート地で手軽にアルプスの山並みを見ることができる場所として有名だ。上高地まで向かう道はマイカー規制されており、バスを乗り継いで行かなければならない。長野県や岐阜県の自然を守ろうとする姿勢は大好きである。車がない方が静かで大自然を満喫できる。

上高地には散策路が整備されており軽いハイキングを楽しむことができる。

これは上高地を象徴する河童橋。ここらはアルプスを水源とする梓川が流れている。綺麗な雪解け水が流れており水は非常に冷たい。

梓川下流奈良井川信濃川と合流し日本海側に流れ込む。

上高地には野生のニホンザルが住んでおり、散策路を歩いていると時折サルの群れに遭遇する。今年は春に上高地に訪れたため、子育てをしているサルの群れが多かった。サルが集まる場所には、コザルが木で遊んでおりその姿がとても可愛らしかった。

ニホンザルが野草の茎を食べていた。ポリポリと音を立てながら食べており、人は食べれないかもしれないが美味しそうであった。

上高地ニホンザルは、あまり人に慣れておらず人が何もしない限り襲われたりすることはない。野生のクマもそうだが、無闇にエサをあげないことが大事である。

最後に上高地で撮れた星空。キャンプ場で撮ったのだが、キャンプ場や近隣ホテルの光が漏れそんなに綺麗には映らなかった。